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一生ラルクさんについていきたい日記。
小説【Blame】・・・・・最終話 ~せめて涙が枯れるまで~
・・・の、前に。(何だお前

21日、キューン兄弟でNEXUS4が初フルされるそうです!!

とか言ってまたフルじゃなかったりしてね。なっはーん。(変なテンション)
明日だね!まあ楽しみに待っておけば良いんじゃないですか!






はーい。やって来ましたよBlameー。
っはー・・・やっと・・・やっと最終話だよ!
前回のupした日を見てみましたけど・・・いやーまさか
3ヶ月も放置してただなんてね。はははははh
まさか待ってくださる方なんていないだろうから大丈夫だと思ってますけど^^

んまあそんなこんなで思い入れのあるこの作品も今回が最終話です。

今思い返せば。
何か途中から歌詞解釈とかもう分け分からなくなったりとか色々ありましたねー・・・。
あ、あと全然話が見えなくなったりとかね。←

そして最終話だけちょっとカッコつけてサブタイトルとか付けちゃったり。
良く意味の分からないサブタイトルだなーん。

ああ・・・前置きが長い!

えっと多分皆さん(って誰も居ないけど)の予想通りの終わり方ですかなー。
あ、最後に歌詞載せるのは止めておきました。
何かセリフと被ったんだもーん^^0

ではいい加減に本編に入りましょうか。



















**

―ああ、僕は死ぬんだ。短い人生だったな。

そう思って目を瞑ったけど、銃声が聞こえただけで痛みは感じなかった。
まさか外したのか。いや、そんなはずはない。
命中率百%の朋夜の撃った弾が、外れるわけが無い。こんなにも近くで撃っているのに当たらないなんて可笑しい。
それとも僕はもう死んでいる?心臓に命中して、即死したとか?
色々考えたけど、考えるのが面倒くさくなって。
とりあえず目を開けてみる。

そうすると。

僕の世界は、血に染まっていた。

目に写ったのは、胸を押さえて倒れている戒狂さんだった。その戒狂さんの前には、同じく胸を押さえて倒れている朋夜がいる。
両者の胸からは真っ赤な血が溢れんばかりに流れていて、胸を押さえている手も赤く染まっていた。
僕は目の前の光景が信じられなくて、怖くて。動く事が出来なかった。
ごばっ、という、血の吐き出される音に身を竦ませる。
「・・・・・・雪っ」
小さく、震える声で、僕を戒狂さんが呼んだ。
その声で僕は何とか平静を取り戻し、慌てて戒狂さんに駆け寄る。
「雪・・・・・・」
口から血が溢れ出し、衣服に、頬に伝っていく。何か言葉を発する度に、血が吐き出てしまうのだろう。
「戒狂さんっ・・・!待って下さい!今すぐ止血しますから・・・・・・」
そう言って上着を脱ぎ捨て、胸を押さえる。
けれどこんな衣服一枚では、急速に流れ出ていく血の流れを止める事が出来ない。
僕の上着は、どんどん血を吸い込み、赤く色づきながら重たくなっていく。
どうすればいい?
考えろ。考えるんだ。この世界を元の色に戻す方法を。
僕が必死に頭を巡らせていると、戒狂さんが僕の腕を掴んだ。
「・・・・・・?」
戒狂さんが、口を開いた。
「朋っ・・・夜・・・・・・は・・・・・・・・・?」
言われて朋夜の方を見ると。

朋夜は、死んでいた。

確かに先程僕が見たときは、まだ意識があったはずだった。僕が戒狂さんの止血をしている間に、意識を手放したのだろう。
あれだけ権力を持っていた人の死を目の当たりにする。敵であっても、ショックは大きい。
だけど、手を止めている場合では無かった。
僕が朋夜を見た、その僅かな間だけで、アスファルトに広がる血の量は増えている。
「くっ・・・・・・!」
どうすればいいのか分からなかった。
ただ焦るばかりで、思考がまともに働かない。

「何で・・・・・・」

気づけば僕は疑問符を漏らしていた。
戒狂さんが息を弾ませながら僕を見上げる。
「どう・・・した・・・・・・」
心配そうに見つめるその瞳を見ると、涙がこみ上げてきた。
「どうしたじゃないですよ。何でこんな・・・下っ端を庇ってそんな傷負うなんて」

戒狂さんがそんな人だとは分かっていた。
自分の仲間が傷付くのを嫌って。争いごとが嫌いで。
他人を守るためなら自分の身をも投げ出そうとする人。
分かっていて、わざわざ戒狂さんの前で死のうとした僕は最低なヤツだ。
結局自分は助かって、代わりに危険に立たされたのは戒狂さん。

「すみませ―――――
「何故・・・謝る・・・?」
戒狂さんが、僕の言葉を遮った。
見ると、戒狂さんは微笑んでいた。
「雪は・・・っ!まだ若い・・・・・・んだ」
「そんなこと言って・・・弱い俺が生き残ったって何の意味も無いじゃないですか!!何でわざわざ俺を庇ったりしたんスか!?・・・・・・戒狂さん無しじゃあ、狂鬼組は成り立たないんですよ!?もっと自分の立場わきまえて下さいよ!」
僕が怒鳴ると戒狂さんは、ははっと掠れた笑いを零した。
何故こんな状況で笑っていられるのか。意味が分からない。
「お前・・・ここに来る為に彼女・・・・・・っと!別れただろ・・・?」
「何でそれを・・・・・・」
僕は驚いて戒狂さんを見た。
まさか、そんな。知られていたなんて。
見られていたというのか。あの無様な光景を。
「見ていたんですか・・・・・・?」
あんな所は。
あんな格好だけは、見られたくなかったのに。
あんなひどい自分は。
「ああ・・・偶然、見てしまってなっ、悪いとは思って、・・・いる」
「いや、別に・・・」
謝って欲しくはない。寧ろ謝らなければいけないのは自分のほうだ。
数え切れない罪を犯し、今現在、ここでのうのうと生きている自分が憎かった。
死にたかった。
「お前が・・・死ぬ必要は、ない」
どうして?
僕は死にたい。死んで、もう罪など犯せないような身体になりたいのに。
どうして戒狂さんは僕を責めてくれない。
「何で死んではいけないんですか!?僕は早く死にたい。死んで楽になりたいのに!!」
本当はそんな事ではないのかもしれない。
死んでから楽になれるわけがない。こんな大きな罪を犯した僕が天国に行けるわけがない。
それでも言葉を吐き出さずには居られなかった。
何か言わないと、涙が溢れそうで。
「あ・・・・・・?」
気づけば涙は止まらなくなっていた。無意識のうちに、次から次へと溢れ出て来る。
「馬鹿・・・だな」
戒狂さんはゆっくりと僕の頬に手を近づけた。
苦しそうに震える手。その手で、僕の涙を拭ってくれる。
「おまえは、・・死ななくていいっ、んだよ・・・・・・」
「・・・どうしてですか」
答えは分かっていた。けれどあえて聞いてしまう。
「死んだらすべてが楽になるなんて・・・そんな事は、ない。お前が彼女と別・・・れたのは、彼女を傷つけたく、なかったから・・・だろう?お前は誰よりも・・・優しいんだよ。そんなお前が・・・死ぬ必要が、どこにある・・・?」
優しくなんてない。
戒狂さんは僕を買いかぶっているだけだ。
「俺は、自分か・・・ら進んでこの道に・・・入った。お前は別に、入りたいと思って・・入ったわけではないだろう?この世界に住むっ、ため・・・には、お前は生真面目すぎた・・・・・・」
「違う!俺は戒狂さんに憧れたからっ――――
「じゃあお前は・・・これからどうする?」
そんな事考えもしなかった。
すっかり忘れていた。戒狂さんの居る場所が、僕の居るべき場所だと思っているから。
けれどもう・・・
「俺は、もう・・・無理だ、」
「・・・・・・!!」
そう。もうすぐ僕の光が消えてしまう。
考えもしなかった。
一人で生きていけるわけがない。
菜穂はもういない。
戒狂さんも・・・
「どうする・・・?今から、やり直して・・真面目に働け、ばお前ならやっていけるはず・・・だ。それとも・・・組を立て直す、か・・・?」
予想もしていなかった一言だった。
こんな力のない僕に、そんな事を言うなんて信じられなかった。

けれど僕はもう、後には戻れない。

今更良い人になって人生をやり直すなんて事、出来るわけがなかった。そんな卑怯な事。
今更戻る事なんて出来るわけがなかった。光の当たる世界に。
失ったものの重さが、痛みが。僕に圧し掛かるから。

・・・・・・・・決めた。

「戒狂さん・・・俺、組を立て直します。逃げた奴全部集めて、入りたい、って言う奴も全部入れて・・・。それで俺、戒狂さんみたいな人になります」
あふれ出る涙もそのままに、頭を下げる。落ちる涙は戒狂さんの血に混じり合っていった。
戒狂さんは微笑んで、俺を見上げた。
「やっぱ、な・・・そう言うと思った・・・・・・雪、頑張れ・・・よ・・・・・・」
ゆっくりと閉じていく目。
分かっていても、身体は動いてしまう。
「戒狂さん!俺!絶対戒狂さんみたいな強い人になりますから!だから!だからっ!!」
もう二度と開かないその瞳。
けれど側に戒狂さんがいるような気がして。
「だからっつ、・・・見ててください!!」
本当に大切な人で、僕の唯一憧れる人だったから。
僕もそんな風になれるように。

もう後戻りは出来ないから。



**

「・・・っ、菜穂さん!!」
「・・・・・・何?」

事務所に入った途端、後ろから肩を掴まれた。
名前も知らないその男。そんなヤツに断りもなく肩を掴まれた事に苛立つ。
「          」
「―――――!!」
だけどその男が発した言葉を聞いた途端、私は逆にこの男の肩を掴んでしまう。
「嘘・・・嘘でしょ?何であんたがそんな事知って・・・・・・お父さんは何処に居るの?!ねえ知ってるんでしょう・・・教えてよ!ねえ!!」
いくら揺さぶっても男は答えなかった。ただ俯いて、黙っているだけ。
何、それ?
自分たちはいつも勝手な事ばかりして堂々としていたじゃないの。どうしてそんな顔をしているの。
嫌だよ。そんな顔しないで。

「ねえ?!何で答えてくれないの?!どうして・・・・・・」

どうして皆私の前から消えていくの?


**

大丈夫。一人でもやっていける。

これからも、今までも。犯す罪はけして消えない。
けれど誰も責めさせはしない。

忘れてはいけない。
悲しみや多くの犠牲の上で、この世界が成り立っているのだという事を。
僕が生きるために、たくさんの人が死に、傷付き、悲しんだという事を。

それでも僕はもう戻れないから。

この夜を踊り続ける。
いつか来たるべき時が来て、あの日から止まったままの僕の心が開放される時まで。













**あとがき**

この作品を最初から最後まで読んでくださった全ての皆様に感謝の嵐です!
もうその一言だね。全部前置きに書いちゃったから。
これで少しでも人の心を動かせたりとか出来たら嬉しいな・・・。



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